みなさんはサスペンスドラマの聖地である高知県の足摺岬に行った事はありますか？
四国最南端の岬で、サスペンスドラマの舞台として知られています。
犯人が自白するシーンである岬を、実際に見に行きました。
足摺岬は高知市から１４６ｋｍあり、車で３時間くらいです。
寄り道をしながら、高知を回って来ましたのでレビューします。
高知県
高知県は鳥取・島根に次いで、人口が日本で３番目に少ない都道府県です。
面積が大きい割に人口が少ないのは、山地が多く平野が少ないのが理由です。
高知県の人口は約７５万人で、その内約３４万人が高知市に集中しています。
ちなみに高知市の次は南国市で５万人弱です。
そんな高知を駆け抜けましたので、紹介してみたいと思います。
高知市内
路面電車が走っていてとても風情があり、街に溶け込んでいます。
広島や長崎もそうですが、市民の足として大活躍しています。
街路市（日曜市などの朝市）は有名で、１月２日と３日、８月１０日～１２日を除く日曜日に開かれています。
１月は年始、８月はよさこい祭りのため、上記の期間のみ日曜市は行わないようです。
１．３ｋｍも続く日本一長く出店数が多い日曜市は、歩行者天国に約４２０店舗が出店しています。
観光客にも人気ですが、基本的には地元の人が農作物や加工品を購入する事が多いです。
桂浜
坂本竜馬像で有名な桂浜は、これぞ土佐って感じの街です。
海の波も荒く、猛々しさを感じます。
高知を代表する名所のひとつとして知られています。
また、月の名所として「月の名所は桂浜」とよさこい節でも唄われています。
風情がありますね。
道の駅など（道中）
高知の道の駅などで売られているものの中に芋けんぴがあります。
どの店でも売っているのですが、驚いたのは試食の量です。
多いところでは、行商用の篭いっぱいに芋けんぴの試食があります。
子供たちは遠慮なくパクパク食べますが、少し減ったらまたドサーっと追加されます。
こんなに試食させたら買わなくなる！と思うくらい太っ腹です。
その他に牡蠣やかまぼこ、天ぷらなどの食べ放題で大サービスです。
こちらが利益を心配してしまいます。
高知と言えば、カツオのタタキですね。
タタキと言ってもカツオを叩くのではなく、カツオを炙って旨味をアップさせる手法である事はみなさんご存じですね。
高知では炙らずに食べるカツオも美味しいようです。
道の駅で初めて目にしたものに【カツオ人間 ゼヨ】というドリンクがあります。
このルックスは、カツオで採った出汁だと思っていました。
振り返ると妻が、このゼヨをゴクゴクと一気飲みしていたので飲み物と理解しました。
タウリンが配合された栄養ドリンクです。
通販でも販売しているようです。
道の駅ビオスおおがたは、海に近くライダーやサーファーに人気があります。
春の波に多くのサーファーが群がるのは、夏よりも崩れ方がいい波が多いと言う事を、ここで情報をゲットしました。
日本で一番美味しい柑橘系果物は【甘平（かんぺい）】だそうです。
高知県の人が愛媛の甘平をベタ褒めしています。
１個５００円くらいで売られていると情報を得たので、道の駅で探すとすぐに見つけました。
６６０円と８８０円のものがありましたが、５００円と聞いていたので躊躇しました。
妻があっさりと８８０円の甘平を買いました。
地元の人から得た情報はデマではありませんでした。
バツグンの甘味は、他のポンカンや夏みかんなどの柑橘類より美味しかったです。
甘平は愛媛県の特産ですのでお間違いなく。
足摺岬
ようやく足摺岬に到着です。
長い道のりでした。
駐車場を出てすぐに【中浜万次郎（ジョン万次郎）】の銅像があります。
ジョン万次郎は小学校で学んだはずでしたが、名前しか記憶にありませんでした。
ジョン万次郎資料館があり、そこで一から学び直しました。
中浜万次郎は、高知から漁に出向する船に乗り、漂流してアメリカの捕鯨船に助けられ、捕鯨船員としてアメリカに渡り、帰国した人です。
帰国後、西洋文化を多くの人に伝え名を広める事になりました。
旅行に出掛けると、このように一度学んだ事をもう一度学び直す事もできます。
足摺岬は断崖絶壁で、ここで犯人が白状するシーンが頭に浮かびます。
私は船越栄一郎さん、妻は片平なぎささんになったつもりで、犯人の自白を聞いている気持ちになりました。
画になる場所だと納得しました。
崖繋がりで福井県の東尋坊の記事も書きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
高知県と言うと、非常に個性的なイメージがありました。
「高知のハチキン」と言う言葉がありますが、多くの方は高知の女性は気が強いと思っているようです。
実際、私もそのように思っていました。
しかし、もう一歩踏み込んだ考え方があり、高知の女性は男性並み若しくは男性以上によく働くという意味もあります。
愛媛では「嫁は高知から貰え！」と言われるくらい高知の女性は評価されています。
この話は、宿泊した旅館の仲居さんから聞いた受け売りです。
高知県は【功名が辻】や【龍馬伝】の舞台にもなっているように魅力が盛りだくさんの県です。
高速道路も整備され、行きやすくなっていますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？
それでは良い旅を！
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