長野県はそば切り発祥の地として有名です。
塩尻市には【そば切り発祥の地碑】があります。
信州そばを食べたくて、長野県松本城付近をウロウロしに行って来ました。
綺麗な景色や信州そばなど、長野県の魅力を紹介します。
松本城
松本城は、白と黒のコントラストがビシッと決まった国宝です。
その色合いから烏城(カラスジョウ)というニックネームも付いています。
烏城は正式名称ではありませんのでご注意ください。
松本城は、小笠原氏が深志城を築城したのが始まりとされています。
その後、武田、織田、上杉、徳川の家臣に、治められてきた感じです。
詳細については、歴史に詳しくない私からの説明は省略させていただきます。
とにかく、戦国時代ですので城主が入れ替わり立ち替わり変わっていったという事です。
松本城は松本城公園内にあります。
松本城公園は、城の周辺に整備された入場無料の公園です。
公園の広さは10.5ヘクタールで、およそ東京ドーム2個分ほどの大きさです。
周囲には北アルプスの山々が四季折々の景色を演出しています。
天守からの眺めも絶景です。
信州そば
信州そばの作付量は長野県が日本一です。
昼夜の寒暖差が大きいため、そばの作付に適しているのでしょう。
私も全国のそばを食べ歩きました。
岩手わんこそば、山形へぎそば、福島会津そば、福井越前そば、兵庫出石そば、島根出雲そば、数えたら切りがありません。
お蕎麦が美味しいところは、水が綺麗です。
水以外に蕎麦には、【三たて】と言う美味しくするための条件があります。
挽きたて、打ちたて、茹でたてです。
さらに獲れたてだと、なお美味しいです。
長野では各家庭でもそばの栽培を行っていて、それは出荷用では無く、自分で打って食べるためのものです。
そのため、出荷量は多くありません。
しかし消費量は日本一です。
つまり自分で作って自分で食べるスタイルですね。
一方、うどん・そばを一括りにした消費量は香川県がダントツ1位で、長野はずっと低いランクです。
香川県はうどんはもちろん、蕎麦も結構食べているようですので、うどんそばランキングだと1位になる訳です。
さて信州そばですが、松本城の周辺だけでも100軒以上の蕎麦屋さんがあります。
新型コロナウイルスの影響で何店舗か閉店したお店もあるようです。
松本城下にある蕎麦屋を覗いてみました。
特に何の情報も持たずに城下町を歩いていると、そば庄松本城店のそばが美味しいと噂が耳に入ってきました。
現地で得た情報です。
もりそばが740円とリーズナブルですが、妻のように【名城ざるそばセット】を注文すると、2,200円です。
名城ざるそばセットは天ぷら・お造り・かやくご飯が付いています。
まぁ2人で2,940円ですから、一人あたり1,470円という事になります。
窓からは松本城が見え、とても良かったです。
後からこの店の口コミ情報を見たところ、良いコメントが多くて納得です。
(本来は入る前に見るべきかもしれませんが…。)
松本城公園をぐるりと探索し、お腹を空かせて次の弁天本店に行きました。
さっき食べたばかりですが、やはり信州そばの魅力は偉大です。
地元大阪では、こんなに美味しい蕎麦を食べることはあまりありません。
2軒目の蕎麦もとても美味しかったです。
以前に松本に来た時の事を、妻と話しながらいただきました。
以前に来た時のお蕎麦屋さんの名前を忘れていて、妻も私も思い出せません。
イメージは強く残っています。
松本城の前の通りで、ビルの2階か3階か4階だったかなぁ…。
エレベーターを降りると蕎麦屋です。
中では外国人観光客(子供連れ4人家族)が蕎麦を食べていました。
小さい子供さんに日本の文化を教えているのだな、と思いながら見ていました。
お勘定の段になって頑固そうな職人っぽい店主が来て、何やらその外国人のお父さんと大きな声でのやり取りが始まりました。
言葉の壁によるトラブル発生だと思い、箸を止めて聞き耳を立てました。
料金が高いとクレームをつけているのか?日本円の支払いに慣れていないのか?
様々な憶測と好奇心で、よく聞いてみると、外国人客が、蕎麦の美味しさを英語で熱く語っていて、あの頑固そうな店主も流暢な英語で会話をしているではありませんか!
頑固蕎麦職人が、気に入らない客を叩き出すような勢いでしたので驚きました。
よぉ~く聞いてみると、「日本にこんな美味しい蕎麦があるのか!今度は親戚も呼んでまた来るよ!」という内容でした。
主人も「日本の蕎麦の中でもこの辺りは格別だろう!」みたいな事を話していました。
こんな風に英語を話す店主には見えないのです。(店主さん、ごめんなさい)
グローバル化されているのですね。
この蕎麦屋に心当たりがある方は、ぜひ教えてください。
同じ長野県に白骨温泉があります。
その近くの道の駅【風穴の里】で食べた十割そばも忘れられません。
こちらの記事も合わせてご覧ください。
もう一度、行きたいです。
寄り道
浅間山の近くに、人気の滝【白糸の滝】があります。
松本からは少し離れていますが、軽井沢に向かいました。
道中の景色は、私が好きな山の風景です。
道中に検問のような奇妙なものがありました。
車が止められて、何やら話をして通行する姿が、3台前くらいから始まっています。
こんな山道で検問?
そう思っているうちに自分の番が来て話を聞いてみると、地元の名物おやきを無料で配っているとの事。
作業服のような服を着た地元の名物推進の人たちが、おやきの美味しさを知ってもらうために配っているところに出くわしたわけです。
おやきを2個受け取ったのは良いものの、知らない人から貰ったものを口に入れるのに抵抗があったので、妻に相談しようと思いました。
妻はもう既に、ほうばっています。
私が躊躇している間に、妻は2つのおやきを平らげました。
軽井沢の白糸の滝に到着です。
とても人気があるスポットで、私が訪れた時は人で溢れていました。
滝の写真を撮る人が次から次へと前に立つので、なかなか写真が撮れなかったです。
待ちに待ってやっと撮れたのがこの写真です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
長野県を全て網羅するには、一つの記事ではとてもじゃないですが足りませんので、今回は松本城を中心にお届けしました。
また次回、別の長野県をお届けしたいと思っています。
それまでの間は、過去のバックナンバーをお楽しみいただけると幸いです。
新型コロナウイルスの感染が減り、様々な自粛解除がなされれば、積極的に旅行に出掛けて旅の記録を綴って行こうと思います。
よろしくお願いします。
それでは良い旅を!
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