旅行先で知り合った男性は、バス旅が趣味で多い時は年間40回ほどバスで旅をしています。
一番の理由はコストで、浮いた資金をうまく使って旅行の回数を増やしているとの事。
そんなバス旅の達人に教えてもらった、「バスの座席はどこが快適か?」を解説します。
バスを利用する際、座席を気にせず何気なく乗っているという方もいると思います。
私も特に座席を気にした事はなかったのですが、友人にこの話を聞いてからそれに従っています。
どの座席も長所短所はありますが、彼の教えは自分なりに納得ができました。
バスの座席どこがいいの?
高速バスやバスツアーなどで、座席を指定して予約できるバスは多くあります。
指定できない場合は仕方ないのですが、指定できるのであればズバリ次の順番で予約すれば良いでしょう。
1.左前
最もおすすめするのがドアのすぐ後ろ、左側の1番前です。
こちらは小休憩や途中の乗り降りなど人の通行は増え、ドアを開閉するたびに外気が入ってきますので、夏はムワっとしたり冬は冷たい風が入る場合もあります。
しかし視界は良く、観光には最も適しています。
足元が広めのタイプもあります。
前にテーブルのような台があれば手荷物程度なら置いておくことができます。
乗り降りは便利で、長い列に並ぶことはありません。
自分の身を置く空間を優先する人はこの席がピッタリです。
2.右前
こちらも前列ですので、足元が多少広い場合があります。
左前に比べて手荷物を置くスペースはありません。
また運転席の後ろには板張りされていますので、前方の視界は楽しめません。
ドアから入る風が直撃する場合がありますので注意が必要です。
左前との違いはこのくらいです。
順位としては左前の次です。
3.右後ろ
後ろの席はリクライニングを気にせず倒す事ができます。
さらに、人の動きに左右されませんのでプライベートが確保されやすいです。
夜、カーテンを閉めて過ごす人におすすめです。
終点や小休憩で降車する場合は最後になります。
4.左後ろ
左後ろはトイレが設置されているバスと設置されていないバスで若干違います。
今回はトイレ付バスを前提とします。
右後ろとほぼ変わりませんが、トイレの前ですと時々、極稀にトイレの臭いが鼻を刺激する場合があります。
誰かが出入りした際、風の流れによって多少トイレ臭がしてしまうのです。
これが右後ろより劣る部分でその他は快適です。
こちらも夜行バスに適しています。
1~4以外の中間の座席
中間の座席の最も良い点は、目だったデメリットが無いことです。
1~4まではメリットとデメリットがあり、相殺してメリットが勝っているのですが、
中間の座席にはそれらがありません。
もしかしたら何も無い事がメリットだったりして…。
通路側と窓側
私は夫婦で行動する事がほとんどなので、座席は隣同士を押さえます。
いつも妻に窓側を譲るのですが、妻は移動のほとんどを爆眠しています。
もったいないですね。
一人で乗る場合、通路側と窓側の快適さを比べてみましょう。
通路側は通路に出っ張っても大丈夫なので、空間を多く使えます。
ただ窓側の人が移動する度に通してあげなくてはなりません。
窓側の人は移動の度に、通してもらわなければなりません。
これはどちらも気を遣いますよね。
窓側の席はスキマ風が入り、寒く感じる事があります。
私は寒がりなので、妻に窓側を勧めているという一説もあり、否定できません。
私のように寒がりの方は通路側をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらが私がバス旅達人に聞いた内容です。
この他に周りがどのような人か、どれくらいバスに乗るのか、昼間の移動か夜の移動かなど、様々なシチュエーションにより異なる結果になる場合もあります。
バス旅をどう楽しむかはあなた次第です。
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