旅行の移動はシーンに応じて賢く選ぼう!

旅行の移動はシーンに応じて賢く選ぼう!タイトル 旅ネタ
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みなさんは旅行の交通手段を、どのようにして決めていますか?

それぞれスタイルがあって、いつもコレ!と決めている方が多いようです。

例えば家族4人で旅行に行くスタイルの人は、旅行が近づくとお父さんが車を洗車し、ガソリンを満タンにして準備をしたり…。

あるいは一人旅の人は、リュックに荷物を詰め、身軽に列車に乗り込むなど、お得意のスタイルがあるでしょう。

今回は、どのような時にどのような交通(移動)手段を使えば良いかを見ていきます。

移動の種類

テーマは旅行ですので、徒歩で散歩する場合等を除き、少し距離がある事を前提に説明します。

国内旅行で最も多いのはレンタカーを含むマイカーで、次いで列車、バス、フェリー、飛行機の順となっています。

国内旅行限定ですので、飛行機の利用が少なく反映されています。

それぞれ一長一短があり、一概にどれが優れているかは断定する事はできません。

料金面で見ると、おおよそ新幹線1名の料金(指定席・特急券)とマイカー1台分の高速代+燃料代がほぼ同じくらいの金額になります。

ここでは目安として、【お得指数】を使用します。

【お得指数】とは、私が勝手に命名した世間で全く通用しない指数で、マイカー1台分の料金を1として、その他の料金と比較します。

例えば新幹線なら、1名でマイカー1台と同様ですので、お得指数は1となります。
お得指数が高いほど、お得度も高いです。

ただし【お得指数】はあくまで目安です。

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マイカー

【お得指数 1】(人数が増えればお得指数は上がります)

マイカー1台の高速代+燃料代は、新幹線1人分とほぼ同じくらいです。

しかしマイカーの場合は、車に乗る人数が増えても費用は変わらないので、人数により損得が生じます。

冒頭で4人家族を例に挙げましたが、2人以上で移動するにはマイカーが安上がりになります。

車の定員いっぱいで移動するのが一番お得になりますが、窮屈などのデメリットもありますので注意が必要です。
道の駅に駐車中の車

新大阪から新山口まで、新幹線の通常料金(のぞみ指定席+特急券)は1人13,170円です。

一方マイカーだと、大阪(吹田)-山口は約10,000円です。
ガソリン代を3,000円と見ると、ほとんど同じですね。

つまり2人以上だと、マイカーの方がお得になります。

ただ、マイカーではETC割引、新幹線では早割などをうまく利用すると、割引の効果により変動します。

大阪-山口を旅行した記事もご覧ください。

大阪から山口まで1泊2日で行ってみて思ったこと!全然行けるやん!
大阪からマイカーで山口湯田温泉に1泊2日で行って来ました。 距離にして約500km、往復1,000km。 普通に走って行ける旅でした。 私たちシニア夫婦が、どのようにして旅行をしたのかを紹介します。

現地で移動するにもマイカーは便利です。

自分でペース配分をしなければなりませんが、マイペースで行けるのもマイカーの特権です。

車中泊も可能ですので、とても重宝しています。

高速料金と燃料代の他に、駐車料金などが必要です。

新幹線

【お得指数 1】
新幹線の電光案内板

新幹線1人ですと、マイカー1台分とほぼ同じなのは先ほど説明しました。

1人旅なら新幹線がお得ですが、2人以上になると金額面で損をすることになります。

学生さんが卒業旅行などで、よく新幹線を利用されていますが、4人5人となるとレンタカーを借りてでも車にする方がお得です。(運転手さんが必要になります)

夫婦2人だけで旅行するには、マイカーより新幹線は割高になります。

私は新幹線を利用する時は、駅弁を楽しみに旅行します。

新幹線独特の雰囲気も好きで、旅行してるって充実感も味わえます。
大阪仙台新幹線チケット

ただ、乗り換えや荷物を持っての移動は少し面倒です。

新幹線で新大阪から仙台は、22,200円です。
マイカーですと、吹田-仙台南までは17,000円、燃料代約5,000円でほぼ同じです。

しかし、仙台はライブが目的だったので新幹線で行き、駅弁を美味しくいただいきました。
新幹線で食べた駅弁

料金は掛かりましたが、ホテルとセットにしたり、早朝の安い便にしたりした事で幾分安く仕上げました。

じゃらんパックで交通+宿泊をセットで予約すれば、格段に安くなります。

バス

【お得指数 3.11】
高速バス車内

バスはコストパフォーマンスが非常に優れています。

交通手段の中で1番安いと言っても過言ではないでしょう。

7~8割ほど乗客が乗車していればペイできるそうです。

路線便は往復便としているところが多いので、乗客の運賃で高速代や燃料代、人件費が賄えるようになっています。
あと、バス本体の費用などを償却していく事になります。

私は大阪から香川県高松市に行く時は、高速バスと決めています。

大阪駅から高松中央までのバス料金は、4,100円です。

マイカーですと、吹田-高松中央で9,770円です。さらに3,000円くらいの燃料代が必要です。

マイカー指数を見ると、バス3人でもでマイカーより安いのは魅力ですね。

所要時間はバスで3時間と少し、マイカーで2時間半くらいです。
この差をどう見るかは、個人によるもので、私は気にならない範囲です。

高松では琴平電鉄(通称:コトデン)で移動すると便利なので、マイカーで行く必要性はさらに低くなります。

琴平電鉄は、【琴平線】【長尾線】【志度線】の3路線があり、香川県を幅広く走っています。

バスぷらざは日本旅行が運営するバスの予約サイトです。

フェリー

【お得指数 2.67】人のみ
【お得指数 0.79】車+大人1人
【お得指数 0.61】車+大人2人

阪急フェリーは大阪(泉大津)から新門司で大人1人7,010円~です。
乗用車(大人1人含む)は、23,680円~となっています。マイカーで吹田-新門司は、1,1700円と燃料代約6,000円で合計18,700円です。

フェリーのお得指数は複雑です。
フェリー風景

フェリーに単身で乗船すれば、断然お得です。

しかしフェリーに車を乗せると、車で行くより割高になります。

フェリーに車ともう1人乗りますと、差は少なくなりますが、車で行く方が安く済みます。

フェリーの利点は、長時間運転しなくて済む点です。

私が九州へ旅行する時にフェリーを利用しますが、阪急フェリーだと17:30に泉大津を出航し、翌朝6:00に新門司港に到着します。

12時間半の長旅ですが、この時間はフェリーを宿泊施設として利用しています。

食堂や浴場もあり、夜は寝るだけです。

出発日から宿泊施設で過ごす事になり、非常に便利です。

翌日は6:00着ですので、行動が早く、その日の広範囲を大きくできます。

フェリーは宿泊施設として割り切って利用すると、費用も気にならないです。

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飛行機

【お得指数 1.12】

飛行機はズバリ、時間を買う!これに尽きます。

飛行機からの景色
車で高速を利用しても、飛行機がひとっ飛びする時間にはかないません。

大阪伊丹空港から札幌新千歳空港までは、約2時間です。

他のどの交通機関を利用しても、2時間は無理です。

もちろんマイカーも、到底この時間では無理です。
(マイカーだと、大阪-千歳はおよそ20時間以上必要です)

2時間と20時間では、差が18時間あり、18時間の価値は計り知れません。

料金面でもマイカーだと、青函フェリーを含むと、51,330円~になります。

一方、飛行機だと45,730円です。

おやっ、安いじゃないですか!

これは、例題が大阪-北海道なのでこのような結果になったものです。
航空券の予約はエアトリで!

車に2人以上乗ったり、青函フェリーのような費用が掛かるところを避けると、飛行機の料金は割高になります。

最初に申し上げたように、飛行機は時間を買う乗り物として利用しましょう。

北海道に行った記事はこちらです。

大阪発、北海道を縦に走る!千歳~札幌~小樽の旅行記
大阪から北海道への旅行。千歳~札幌~小樽と小さく縦に2泊3日で旅行しました。 そこで見たもの食べたものを、大阪人の感性で紹介します。 私たちシニア世代の夫婦の旅行は少し変わっているかもしれません。 ぜひ、ご自身の旅行と比べてみてはいかがですか?おもしろいネタがあるかもしれません。
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まとめ

いかがでしたでしょうか?

行き先により交通手段を変えてみれば、お得に旅行する事ができます。

冒頭で書きましたが、家族連れのお父さんがマイカーで準備するのは、これが一番良い手段だと体験しているからだと思います。

無意識の内に、このような行動をしているものです。

しかし、敢えていろいろな選択肢を調べてみるのも旅行の楽しみの一つです。

旅行を楽しむためには、交通手段をマンネリ化せず、季節やメンバーに応じて対応する事が大事です。

旅行の一番の目的は【楽しむ】事ですからね!

いろいろなスタイルの旅行をすると、楽しみ方も増えるので、ぜひ実践してみてはいかがですか?

それでは良い旅を!

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