一度は行きたい美作三湯のひとつ奥津温泉!【岡山県】

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みなさんは奥津温泉をご存じでしょうか?

奥津温泉は岡山県にある温泉で、湯郷温泉湯原温泉とともに美作三湯と呼ばれています。

県境を北に超えれば三朝温泉もあり、非常に温泉に恵まれたエリアと言えます。

奥津温泉では、入浴手形を利用して外湯を巡るやり方をしていましたが、利用施設の閉館や縮小により平成26年12月にこの制度は終了しました。

西日本有数の温泉地である美作三湯の奥津温泉で、自然に囲まれてゆったりと過ごしましたのでご紹介します。

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奥津渓

奥津渓は吉井川の上流にある渓流で国の名勝に指定されています。

名勝奥津渓

複数の甌穴(おうけつ)がある事で有名です。

奥津の甌穴群

甌穴とは、河底や河岸の岩にくぼみができ、このくぼみに石が入ると河の流れで石が回転し穴になって行きます。

その後、川底が侵食し甌穴ができたところが水面より上がって地表に出て来ます。

穴の大きさは直径数センチメートルのものから、大きいものだと数メートルのものもあります。

岩に穴

河の流れが速いのも納得です。

奥津渓

何も無い道に少しだけ駐車スペースがあります。

奥津渓前の道

全部で数台が駐車できます

奥津渓駐車場

この日は駐車場はほぼ埋まっていて、川遊びを楽しんでいる人がいました。

奥津渓2

清らかな水と綺麗な空気、自然の中にいる事を感じさせてくれます。

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近くに奥津湖もあり、癒されます。

奥津湖

奥津温泉街

奥津温泉看板

温泉街は、私が30年前に見た街とはすっかり様変わりしています。

以前はこれほど整備されておらず、普通の田舎っぽい温泉街でしたが、今では道の駅などができていて綺麗になっています。

道の駅奥津温泉看板

ただ、温泉街としての活気は少なくなっているようです。

閉館された旅館もあるようで、建物は残っていますが営業していません。

奥津温泉街

 

残っている宿泊施設でおすすめは、池田屋河鹿園(かじかえん)奥津荘みやま荘、そして今回お世話になった米屋倶楽部です。

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奥津温泉ホテル 米屋倶楽部 奥津

米屋倶楽部とハイエース

米屋倶楽部は高台にあるので目立ちます。

米屋倶楽部2

この界隈では一番大きな宿泊施設です。

ロビーには年季の入った名車BMWが展示されていて、宿泊客の目を惹きます。

BMWまとめ

お部屋も広く、和室とダブルベッドが用意されています。

部屋まとめ

部屋からの眺めも私が求めている景色でした。

部屋からの眺め

トイレも部屋風呂も綺麗です。

部屋風呂とトイレ

この日は残念ながら露天風呂は終了していました。

露天風呂終了

大浴場は日帰り利用もできるようですが、ほとんど利用客はいません。

大浴場入口

誰もいなかったので、貸切状態です。

大浴場

大浴場は決して大きくなく、こじんまりしていますが一人で使うには贅沢な大きさです。

大浴場まとめ

いつもより長めに入りましたので、のぼせそうです。

夕食時間が18時と決まっていますので、それまでに風呂上がりのビールを飲み、少し休む事にしました。

そしていよいよ夕食です。

夕食

夕食まで妻の登場シーンはありませんでしたが、ここからは大活躍します。

夕食まとめ

風呂上がりに飲んだビールのせいで、少し酔いが回ってきています。

それでも豪勢な料理があるので、さらにビールを頼みました。

妻はアルコールがダメなのでオレンジジュースです。

お造りをビールのつまみにしていましたが、お腹が膨れてきました。

夕食お造り

いつもより少し早い気がします。

猪肉のすき焼きは少しだけ食べて、残りは妻にお願いしました。

いつもの事ですが、もう限界ってなった時に出てくるのが天ぷらです。

夕食天ぷら

学習能力がありません。

これも妻に流れて行きます。

いつもは二人前を0.5対1.5の割合で妻に譲るのですが、この日はビールのせいで0.2対1.8くらいなのでさすがの妻も満腹です。

そういえば妻は道の駅でもブルーベリーソフトクリームをペロリと食べていましたので、改めて凄さに驚いています。

ブルーベリーソフトクリーム

ちょっとこの盛り方は微妙ですね。

 

星が綺麗と聞いていたので楽しみにしていたのですが、夜になっていきなり雷雨に見舞われました。

綺麗な星を眺めるのはまた今度にします。

昨晩あれだけ満腹だったにもかかわらず、朝ごはんは別腹なのでしょうか?

朝食

ご飯のお供が上手にサポートしてくれますので、ご飯が進みます。

朝食ごはん

多くの方が思っていらっしゃるようですが、旅館の朝食は特別なんですね。

おかわりしました。

横で妻も一緒におかわりしていますが、アナタ昨日あれだけ食べた事を覚えていますか?

勢いは止まりません。

米屋倶楽部のサービスはとても良かったです。

特に接客態度はこちらが遠慮するくらい、腰が低く申し訳なく思ってしまうくらいです。

料金は約16,000円くらいですが、今回はGO TO トラベルキャンペーン割引がありました。

とても満足しています。

池田屋 河鹿園

こちらも老舗で人気の宿です。

2018年に全面リニューアルしグランドオープンしています。

河鹿園看板

源泉掛け流しの温めのお湯が有名です。

奥津荘

奥津荘看板

奥津荘は90年以上の歴史を持つ、登録有形文化財の宿です。

2004年にリニューアルしましたが、木造建築はそのままです。

和の雰囲気が醸し出す、味わい深い宿です。

料理にこだわりを持ち、季節限定コースの他、牛しゃぶや旬の会席料理が大人気です。

源泉掛け流しと言うよりも、源泉の上に浴槽を造っていますので、源泉直通です。

浴場が2つと貸切風呂が2つ、計4つのお湯を楽しむ事ができます。

おすすめの宿です。

みやま荘

みやま荘看板

みやま荘を初めて見た時、いかにも作家がこの宿で作品を書いているっぽさを感じました。
(勝手な想像です;)

山里の中の宿で、女将が心を込めてサービスしています。

風情と風格がある宿です。

リーズナブルな価格で、1泊約1万円くらいです。

現在は旅行サイトからの予約を停止しているようです。

みやま荘|奥津温泉/西日本の素敵な宿・高枕(たかまくら)
このホームページは岡山県奥津温泉の宿、みやま荘を紹介しています。 宿泊プランをはじめ、客室、料理やお風呂等の詳細な情報を掲載し、ネット予約も可能です。

奥津温泉はおすすめの温泉ですが、他のおすすめも紹介しておきますね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

奥津温泉は正直に言いますと、美作三湯の中では一番知名度が低いかもしれません。

湯郷温泉や湯原温泉を通るルートは多くありますが、奥津温泉を通るのは鳥取へ抜ける時くらいです。

北は人形峠があり、あまり利用しない人が多いですね。

しかしそうは言っても美作三湯、負けず劣らず立派な温泉です。

近隣の家は、驚くほど豪邸ばかりです。

豪邸まとめ

新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けているのは奥津温泉だけではありませんが、この地で踏ん張って営業を継続しているだけでも素晴らしい事です。

約30年ぶりに訪れましたが、当時の趣を残しつつ整備を続けて温泉街を維持しています。

確かに閉館したところも見受けられましたが、とても良い温泉ですのでぜひみなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

奥津温泉街2

特にシニア世代の方には、古き良き昭和の懐かしさや温かさを感じる事でしょう。

それでは良い旅を!



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