日本海側の旅館が残念な3つの理由とその対処法

タイトル文字が入った夕日の画像 旅ネタ
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みなさん、日本海側の旅館に満足していますか?
私は日本海沿いの旅館に少し不満を持っています。
その理由は、小規模旅館がが多い事、サービス内容に対する料金が高い事客層が良くない事の3つです。
お金さえ出せば、それらも克服できるかもしれませんが、現状のままでどう対処していけば良いかを見ていきたいと思います。

日本海側の旅館は残念

まず、日本海側の旅館の何がどう残念なのかをお話しします。
日本海沿いは、地形的に浜辺が少ない事から大規模な宿泊施設が少ないです。
民宿規模の旅館が多く、それらが凌ぎを削って切磋琢磨しているとは思いますが、限界があるように思います。


民宿レベルの旅館が多い

規模的には民宿などの簡易宿泊所程度、またはそれ以上なのに、サービスは簡易宿泊所並み、あるいはそれ以下のところが多いです。

3階建てくらいの建物が多いので、館内にエレベーターがないことがあります。
手すりがあればOKとばかりに、後から取り付けた手すりがありますが、シニアに3階はキツイです。

カード決済ができなかったり、個人経営者が目を向けないものはあまり取り入れられていません。
費用の問題があるのは理解していますが、時代に応じて変化すべきだと思います。
そのような個人経営旅館がたくさん存在するので、みんなで現状維持に満足しているのではないでしょうか?

私は大阪に住んでいます。
大阪からよく行く範囲の日本海側は、鳥取、兵庫・京都の北部(北近畿)、福井などが挙げられます。

この辺りの旅館の多くは、バスなし・トイレなしの部屋が多いです。
お風呂は大浴場で何とかなるかもしれませんが、トイレに関しては、夜中に目が覚めて、部屋を出て廊下を通りトイレまで行くと危うく間に合わなくなりそうです。

大浴場も名ばかりで、結構小さいのに大浴場と名乗っているところもあります。
京都の日本海側に夕日ヶ浦温泉というとっても夕日がきれいな温泉街があります。
夕日ヶ浦温泉の夕日が見える浜辺
旅館の大浴場の露天風呂からきれいな夕日が見えるのですが、大人5人くらいのグループが占有していて、まともに夕日を見る事ができませんでした。

一人が出ると、次の仲間を呼び入れ替わるだけなので、グループ全員が終了するまで露天風呂に出る事ができません。
「おーい、かっちゃーん、きれいな夕日、見てみれやー!」
「おーい、次はてっちゃーん、早よ見れやーー!」
「きれいな夕日やったわー、みっちゃんも見れ見れ!」

彼らは旅行を楽しむ人たちなので罪はありません。
大浴場が小さいのが問題なのです。
あとお湯の出方も、勢いがいい時と、隣の人がシャワーを使うと一気にしょぼくなる!
おまけにお湯の温度も、誰かが使うとぬるくなり、やめるとめちゃくちゃ熱くなります。

民宿レベルの旅館の対処法

予約する際、エレベーターの有無を確認しましょう。
階段しか無い場合、何階の部屋かを確認し、あまりに高い階は交渉してみましょう。
小さい大浴場は、比較的空いている時間帯に入りましょう。
部屋にトイレが無い場合は、必ず寝る前にトイレを済ませておきましょう。

料金が高い

日本海側の旅館は、サービスの割に料金が高いです。
先ほど大阪から行ける日本海エリアを紹介しましたが、この辺りの料金は比較的高いです。

料金が高い理由として、夏は海水浴、冬はを前面に出して料金が高くなってしまっています。
目の前が海水浴場でしたら、旅館と海は直結で、水着のままお風呂まで行ける旅館も多くあります。
そのため、廊下が水びたしになったり、砂でジャリジャリになったりしがちです。

冬には蟹でお客を釣ります。
確かに蟹は魅力です。
しかし蟹を出しているだけで、どれだけ金額が上がるのでしょうか?
同じ程度の山の温泉にいけば、約半額くらいになることも少なくありません。

海水浴や蟹は確かに魅力的ですが、これらの分だけ料金が上がっているとは思えません。
それを街全体でやってしまうと、便乗値上げって感じです。
費用を下げれば、旅館の経営自体が成り立たなくなってしまうかもしれません。
そこからが企業努力ではないでしょうか?

料金が高いの対処法

海水浴目当ての人は、対処法が無いかもしれません。
多少高くても、廊下がジャリジャリでも我慢するしかないかもしれません。

しかし、蟹は別の対処法があります。
旅館で蟹を食べるのは、最高の旅行気分になりますし、私も年に2~3回ほど、蟹を食べに旅行に行っています。
しかし、行く度に料金の高さに驚き、後悔します。

旅館で蟹は諦めて、違う場所に行くことをおすすめします。
蟹が出ないそこそこのところに泊っても、蟹旅行より遥かに安く上がります。
その差額で通販の蟹を買って家でゆっくり食べると、旅行も楽しめて、蟹も味わえる、一度で二度おいしい気分になります。


蟹のお取り寄せも安くなりましたよ。

旅館で出てくる蟹は当たりはずれがあります。
しかも蟹づくしになると、一度に食べられません。お取り寄せなら残しても別の日に食べる事ができます。

蟹は高価なものです。
しかし最近の通販では格安なものもあります。
うまくそれらを利用するのが、一番の対処法だと思います。

おすすめ蟹通販の記事も書いています。よろしければ、こちらもどうぞ!

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客層が悪い

これは、海水浴と蟹にも関連するのですが、海が近い事が原因に挙げられます。
海辺には子供連れや釣り仲間で訪れたりすることがあります。
この人達は、ひとつのグループとして形成されています。

夫婦だと2人だけですが、子供連れ、釣り友達は大勢ですので、騒ぎ始めたら大変です。
食事の場所が大広間だと、他の人の話が入ってきて、何だか変な気分になります。
先ほどお話した夕日ヶ浦温泉に来ていた、かっちゃんやてっちゃんやみっちゃんもガチャガチャ騒いでいました。

客層が悪いの対処法

日本海側のローカルエリアは外国人観光客は少ないです。
空港や有名な観光地に比べると、外国人によるガチャガチャは少ないと思います。
また山側にあるあるのゴルフ客も少ないです。
ゴルフ客も常にグループですので、旅館に入れば自分の家のように騒ぎます。

これらに比べると、子供連れや釣り仲間はまだ許容範囲と思えば耐えられないこともありません。
これが対処法と言えるかどうかはわかりませんが、最初からこの程度の事は起きると想定しておけばクリアできるのではないでしょうか?

逆に自分がそうならないよう、再確認するのには良いのかもしれませんね。
ひとりひとりがそのように考えて行動すれば、客層が悪くなる要素はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

旅行に行くには費用がかかります。
この費用が適切かそうでないかを判断するのは、あくまでも自分自身です。
つまり費用に対する効果が高いか安いかが判断基準となります。

日本海側の旅館でも、バストイレ付きの部屋で、大浴場は大きくて、お湯もちゃんと出て、蟹を提供しているところもあります。
それでいて安ければすぐに予約でいっぱいになりますし、多少高くてもお客さんが入っているのが現状です。

私にとって蟹が付くだけでこれだけ高くなると、損した気分になります。
だから取り寄せるのですが…。
山側や太平洋側の雰囲気とは少し違うように感じましたので素直な気持ちで書きました。

決して特定の旅館や、周辺の旅館すべてを悪く言っているわけではありません。
私も日本海を愛するひとりとして、少しでも役立てたらと思っています。

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