みどころたっぷり!会津へあいばっせ(行きましょう)!

特産品
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みなさんは福島県会津地方に行かれたことがありますか?

私は随分前の若い頃に何度か訪れましたが、何も意識せずに行っていたのであまり観光地を巡っていませんでした。

そんなこともあり、今回は会津地方のスポットを覗きに行って来ましたので紹介します。

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会津地方

会津地方は福島県の西部に位置し、会津若松市が中心地です。

猪苗代湖のすぐ西側です。

夏は暑く、冬は寒い寒暖差の激しい気候です。

暑さも寒さもあるので、四季を感じる事ができるため、外国人からも人気の地方です。

冬は積雪による通行止めなどがありますので、交通情報に注意した方が良いでしょう。

 

会津地方は言葉に訛りがあり、私のような関西人だとなかなか会話になりません。

笑顔で語りかけてくれるのですが、イントネーションが違っていて通じるまでに時間が掛かります。

尋ねられた事に答えても今度はこちらの言葉が伝わりません。

それでも最後まで丁寧に接してくれる、優しい人が多いです。

今回は観光地にも立ち寄って来ましたので、みどころたっぷりの会津の名所を紹介します。

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猪苗代湖

猪苗代湖

猪苗代湖は国内で4番目に大きな湖です。

福島県の中心部、会津地方の東にあり、福島県民が「海」と呼んで愛しています。

実際にぐるりを1周するのにはかなり時間が掛かりました。

標高514mと高い位置にある湖で、周辺には、「野口英世記念館」や「世界のガラス館」「地ビール館」などがあり楽しむことができます。

世界のガラス館地ビール館野口英世記念館まとめ

この3つの施設は、町営無料駐車場から徒歩圏内ですので、こちらに駐車すると便利です。

町営無料駐車場

 

磐梯山

会津磐梯山は宝の山よ~♪

民謡で有名な磐梯山は、会津冨士とも呼ばれる福島県のシンボル山です。

猪苗代湖の北にそびえる活火山で、標高は1816mです。

磐梯山は以前は「いわはしやま」と読んでいて、天に掛かる岩の梯子という意味を表します。

磐梯山を南から見ると表磐梯、北からだと裏磐梯と言います。

活火山なので火山性地震が多い地域です。

また登山家にも人気の山で、登山口も複数あります。

宝の山と言うように、自然がたっぷりで美しい景色を見る事ができます。

今回は磐梯山サービスエリアで車中泊をしました。

磐梯山SAまとめ

妻が喜多方ラーメン、私が鶏そぼろの三色丼をいただきました。

喜多方ラーメン

三色丼

三色丼の鶏そぼろは、味噌がとっても美味しかったのですが、寝る前だったので半分くらい残して妻に食べてもらいました。

その代わりに喜多方ラーメンを一口だけもらいました。

妻はこれを「半分こ」と言っています。

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鶴ヶ城(若松城)

鶴ヶ城まとめ

鶴ヶ城の天守閣は鉄筋コンクリートで復元されています。

幕末の戊辰戦争で激戦区となり、城跡は鶴ヶ城公園になっています。

入り口付近には、NHK大河ドラマ八重の桜に出演されていた綾瀬はるかさんの手記があります。

鶴ヶ城綾瀬はるかメッセージ

 

 

三ノ丸跡は陸上競技場や市民プール、博物館になっています。

天守閣内は天守閣郷土博物館で、みどころ満載です。

鶴ヶ城まとめ2

城の向かいに茶室がありますが、距離が長く、こんなに遠くまでお茶を飲みに行くのはくたびれます。

鶴ヶ城茶室

鶴ヶ城は、戦国時代の流れにより多くの城主によって治められてきました。

鶴ヶ城家紋

上杉家も関ヶ原の合戦後、越後から、会津、米沢へと国替えになっています。

私が城の写真を撮っている間に、妻は得意のソフトクリームをほおばっています。

鶴ヶ城とソフトクリーム

 

城の入り口に、城のキャラクター「お城ボくん」が展示されています。

お城ボくんまとめ

アンパンマンに出てくる「しょくぱんまん」にそっくりですね。

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飯盛山

飯盛山動く坂道

飯盛山は標高314mで、戊辰戦争の終盤に白虎隊が自刃した事で有名な山です。

名前の由来は、この山が飯を盛ったような形をしているところから名付けられました。

山に登るには階段を上って行くか、有料のエスカレーターを使用するかのいずれかです。

麓には白虎隊記念館土産物屋があります。

飯盛山まとめ

お土産物屋の客引きが強引な事が有名ですが、早い時間に行ったのでそれは確認できませんでした。

私は用心深いので大丈夫ですが、妻はまるっきり無防備で、特に食べ物を勧められると遠慮なく買うタイプですので、開店前で助かりました。

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塔のへつり

塔のへつりまとめ

車を走らせていると偶然見つけたのが塔のへつりでした。

そもそもへつりって聞いた事がありません。

へつりは漢字で「岪(山に弗)」と書きます。

そしてへつりとは福島県や山形県の方言で、切り立った崖や削り取る事などを表します。

岩の柔らかい部分が、長年かけて浸食したり風化したりしています。

塔のへつりは国の天然記念物に指定されています。

土産物屋ではきのこ汁が無料で振舞われていて、味噌の美味さを味わいました。

塔のへつりキノコ汁

その他、漬物などもテーブルに並べられていて、無料でいただく事ができます。

 

 

この辺りは桃が有名なので一箱買って帰る事にしました。

お土産の桃

 

 

私が車で待機し、妻が買って来る事になりました。

時間が掛かっていたようですが、ようやく妻が戻って来ました。

手には何やら食べ物を持っています。

付属のだんご

妻曰く、桃を一箱買うとおまけにだんごを1本付けてくれるとの事です。

桃を買った土産物屋の隣が団子屋で、車で通過する際、団子屋の大将が頭を下げて礼を言ってきました。

どうやら1本400円の団子を買っておまけと偽った妻は、私がそれに気づく頃にはもう食べ終わっていました。

完全犯罪です。

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宿泊地

今回の旅行は、大阪⇔福島を車中泊で過ごしました。

ですからこの周辺で宿を取っていませんが、おすすめを紹介します。

有名な温泉地は、芦ノ牧温泉、湯之上温泉郷、大内宿などがあります。

芦ノ牧温泉まとめ

大内宿まとめ

中でも芦ノ牧温泉の大川荘がおすすめです。

芦ノ牧温泉大川荘

人気の理由はアニメ鬼滅の刃に登場する「無限城」にそっくりな造りになっているからです。

大川荘の1階と地下は吹き抜けになっていて、その真ん中が舞台になっています。

その舞台で和服姿の女性が三味線を弾き、お客を出迎えてくれる仕組みです。

それがアニメ鬼滅の刃の無限城によく似ている事から、鬼滅ファンが聖地として巡礼に訪れています。

ツイッターでも話題になっているので、予約が取りにくくなっている可能性があります。

どの温泉地も周辺の景色が美しいので、宿泊する方にはおすすめです。

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特産品

福島にはたくさんの特産品があります。

いくつか見ていきましょう。

福島県の特産品は、まずなんと言っても桃です。

道の駅桃

先ほど紹介した桃を帰ってから食べましたが、甘くて美味しかったです。

地元の人は柔らかくなる前に食べるようで、ある程度歯ごたえがある桃が売られています。

硬さがあるのでシャーベットにしたりもします。

付近の道の駅は、桃がたくさん売られています。

この付近の道の駅は、「道の駅ばんだい」「道の駅猪苗代」「道の駅しもごう」などがあります。

道の駅ばんだいまとめ
道の駅猪苗代まとめ

道の駅しもごうまとめ

桃は間違いなくおすすめの一品です。

味噌

福島では食料を保存するのに味噌を多く使います。

過酷な冬を乗り切る手段なのでしょうね。

会津味噌漬

味噌漬けをよく見かけるのですが、味噌そのものが特に美味しいので、私は味噌を買いました。

塔のへつり味噌

何とも言えない昔の味がたまりません。

赤べこ

赤べこまとめ

赤べこは福島会津地方の郷土玩具で、首がゆらゆら動くあれです。

べことは牛の事で、むかし寺を造るのに手こずっている時、赤い牛が現れて一生懸命働いた事から「幸せを運ぶ牛」として重宝されています。

いわば幸運の牛です。

お土産物屋でも大人気で、張り子のべこが可愛いと若い女性が買って帰るようです。

大きいものだとお値段も張りますが、小さいものやキーホルダーだと比較的安価です。

アクセサリーにいかがですか?

その他

のっぺい汁やずんだだんご(餅)が有名です。

ずんだだんご

のっぺい汁

まとめ

いかがでしたでしょうか?

会津地方はとてものどかで魅力たっぷりでした。

残念な事にこの日はあいにくの雨で、撮った写真が曇っています。

あいにくの雨2

しかし食事も美味しいし、空気も澄んでいて満足度が高いです。

天気が悪くても魅力たっぷりです!

何より良いのが人間です。

方言がわかりにくかったですが、ハートで語ってくださるので熱い思いが伝わります。

鶴ヶ城に行った時、アンケートを求められたので答えました。

一生懸命にしかも丁寧に、アンケート用紙を見ながら質問されています。

旅行の予算を聞く項目があるのですが、とても申し訳なさそうに低い腰で聞かれていてこちらが気の毒に感じるくらいです。

私は大阪人ですので、普段の会話の中でお金の話をよくします。

予算を聞かれて困る事は無いので、即答すると驚かれて恐縮しておられました。

私が旅行ブログを書いている事を説明し、写真を載せさせてもらっても良いか尋ねると、最高の笑みで照れ笑いされ、快く了承していただきました。

その顔を見て、この地方の人間の温かさ、人の良さを痛感しました。

そのお顔がこちらです。

鶴ヶ城アンケート

何とも言えない笑顔ですね。

みなさんもこのような素敵な笑顔に出会う旅に出てみてはいかがですか?

それでは良い旅を!





コメント

  1. […] […]