みなさんは宿泊先で残念な思いをした経験がありませんか?
宿泊施設のサービスが悪かったりすると、せっかくの旅行が台無しになりますよね。
先日、久しぶりに対応が残念なホテルに宿泊しました。
そこで私が実際に遭遇した残念なホテルについて紹介します。
私は、できるだけ多くの方に旅行の楽しみを知って出掛けてもらえたらとこのブログを書いています。
ここでホテル名などを実名で表す事は、その趣旨に反しますので場所や施設名などは伏せておきます。
全国的に有名な温泉街の立派なホテル
今回残念に思ったホテルは、全国的にも有名な温泉街の老舗のホテルです。
名前を聞くと誰でも知っている、知名度の高い温泉地にあるホテルに宿泊しました。
宿泊料金は、夕食・昼食・貸切風呂(露天ではありません)付きで、ひとり1泊25,000円くらいの立派なホテルです。
私がこれまでに経験した、サービスの悪さには3つのパターンがあります。
街ぐるみで、観光地や温泉にあぐらをかいていて、態度にあらわれたりします。
この街全体がそんな雰囲気を持っていると最悪です。②その宿泊施設のサービスが悪い
従業員教育などの悪さが目立つところ。
周辺の宿泊施設と差が生じていても改めようとしない。③宿泊施設の従業員のサービスが悪い
年季の入った古株の人に多く、客を客と思っていない。
言葉や態度にあらわれるので、すぐにわかります。
私が今回訪れたところは、②と③によるものだと感じました。
残念な事が1つや2つではありませんでしたので、それらを紹介していきます。
実際に遭遇した残念なこと
まずホテルの前の駐車場が小さくて、数台の車しか駐車できません。
少し離れたところに駐車場があるのですが、ホテルの送迎車で駐車場まで案内してくれます。
車のキーを預けると、あとはホテル側でやってくれるところもありますが、ここでは自分で駐車場まで運転します。
その後、ホテルまで乗せてもらって戻ってきます。
これ自体は何の問題もありません。
帰りはその逆で、送迎車で駐車場まで送ってもらいます。
その日は大雨が降っていて、チェックアウトを済ませ玄関に出ると、少し離れた場所に送迎車が停まっています。
運転手さんは傘を持っているので、車を玄関前まで持ってきてもらったら濡れずにすんだのですが、非常に残念です。
恐らく悪気はないのでしょうが、気配りが残念です。
チェックインを済ませ部屋に入ると、贅沢過ぎる内容でした。
小さい和室3帖と和室10帖、洋室、ベッドルームと部屋数が多い特別ルームでした。
築年数が古いのですが、贅沢なお部屋です。
トイレも綺麗なのですが、トイレットペーパーの残りが少ない状態です。
今すぐ使う事はないのですが、切れた時の事を考えて予備を探しました。
汚物入れの上に置いてくれています。
かなり残念です。
この日の夕食は、隣の部屋での部屋食です。
新型コロナウイルス対策で、隣の部屋を食事専用にしているアイデアには感心しました。
ホテルも必死で対策をしている事が伝わってきて、とてもありがたいです。
しかし悲劇はこのあと訪れます。
夕食の時間になったので、隣の部屋に移動しました。
仲居さんが、固形燃料にお鍋の火を付けてくれます。
「天ぷらをお持ちしますのでお待ちください。」
と言って出て行ったきり20分くらい放置です。
いつも天ぷらが出てくるのは終盤なので、私にとってはラッキーなのですが、ビールの注文くらい聞いて欲しかったです。
廊下を探しても誰もいません。
内線でフロントに連絡しようにも、食事専用の部屋だからか内線が見当たりません。
しーんとした部屋で、料理を食べ続けていました。
ようやく天ぷらが来たので、食事は半分近く終わっていますが、意地でビールを注文しました。
ほどなくしてビールが来ましたが、実はお腹いっぱいです。
お造り、牛しゃぶ、デザート、料理はどれも美味しかったです。
次に仲居さんが来たのは、ご飯を持ってきた時、そのあとデザートを持って来た時だけです。
まぁ、すぐ隣が自分の部屋なのでそこで飲む事にしました。
残念です。
この宿泊プランは貸切風呂付きとなっていました。
時間は20時~24時で1組50分単位です。
チェックインの時に時間を予約するのですが、最初21時でお願いしていました。
良い子は寝る時間です。
仕方なく22時まで仮眠を取り、時間が来たのでフロントへ行きました。
実は貸切風呂とは、別の部屋で、その部屋の中に大きなお風呂があります。
ですからその部屋を50分間借りる事になるのです。
部屋のカギを掛けて使うように言われ、使い終わったらフロントに連絡するようにとの事。
部屋の中のお風呂はとても良かったです。
お風呂が終わってフロントに行くと、パンをかじっていたフロント係がいません。
呼び鈴を何度か鳴らしましたが応答がありません。
お腹が満たされて眠ってしまったのか?
付き合いきれませんので、そのまま部屋に戻りました。
朝食もとても美味しかったです。
朝食は朝食会場です。
ルームナンバーを聞かれたので答えたのですが、係の人は中に入って違う事をしています。
また、放置です。
妻はさっさと奥の方へ向かって行くので理由を聞くと、食事場所を書いたホワイトボードを見て場所を知ったようです。
席に着くと同時くらいに、案内するはずだった人が来てキョロキョロしています。
もう結構です。
朝食にお茶はありました。
しかしおしぼりがありません。
頼めばもらえるのでしょうが、そこまでする必要がないので諦めました。
多くの小さな残念に、少し嫌気がしてきました。
残念回避の方法
こんなに残念な事が続くと、もう一度訪れる気持ちになりません。
もっと言うと、この旅行も別のところに行っていた方が良かったのでは?と、後悔すら覚えます。
では、このような失敗をしないためにどうすればいいのでしょう?
出発前に口コミなどで情報を確認しておくと、ここまで酷い仕打ちに遭うことはないでしょう。
特に酷い事が書かれていなければ大丈夫です。
今回は、ある程度知名度がある温泉街の老舗という事で、特に口コミを確認せずこのような結果になりました。
帰ってから調べると、やはり評判は良くないようです。
次のような書き込みがされていました。
・温泉のお湯がぬるい
・送迎車の運転手さんの愛想は良いが、玄関先でタバコを吸っていた
ここまでは何とか許容範囲でした。
しかし、私と同じように感じた人がたくさんいたのには驚きました。
・部屋の掃除が行き届いていない
・食事が終わって「ごちそうさまでした」と言っても知らんぷり
・冷蔵庫の中にジュースの染みが残っている
・ベテランの従業員の態度が良くない
などなど…。
これらの内容は何らかの形でホテル側に伝わっていると思うのですが、改善されていないところを見ると、さほど気にしていないのかもしれません。
それでも宿泊客がたくさんいましたので、経営が成り立っているのでしょう。
あぐらをかいて商売している感じが否めませんでした。
このようなハズレくじを引かないためにも、口コミ情報や評価などを確認することを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いつもはおすすめの旅館やホテルを紹介する記事を書いていますが、今回は失敗談のひとつになりました。
良い旅館やホテルなら積極的に名前を挙げるのですが、今回は残念ながら伏せておきます。
本当は同じ失敗をみなさんに味わって欲しくないので、ホテル名を明かして注意喚起したいのですが、ホテルの人気を貶(おとし)めるつもりはありません。
しかしハードな部分だけではサービス業は成り立ちません。
ソフト面(特に細かい部分)に目を向けないと、ユーザー満足は得られないと思います。
とんでもなく質の高いサービスを求めているのではありません。
逆にそれでは息が詰まりますからね。
挨拶と掃除くらいに気を遣っていただけると嬉しいです。
みなさんには楽しい旅行をして欲しいと思っています。
事前の口コミ情報の確認をお忘れなく!
それでは良い旅を!
コメント
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