みなさんは山口県下関に行かれた事はありますか?
下関は本州の最西端にあり、中国地方と九州地方を結ぶ関門海峡の湾港都市として栄えています。
地元ではふぐと濁らず、「ふく」と呼びますが、ここでは「ふぐ」と表現します。
そのふぐを思う存分食べて来ましたので、観光地と一緒に紹介します。
下関へ出発
大阪から下関は約530kmですが、早朝出発し1泊2日で行きました。
距離は長いのですが、山陽道ですんなり行けるので決行しました。
以前に同じ山口市には1泊2日で行けていて、実績はあります。
その記事はこちら
そう、全然大丈夫です。
しかし車で片道6時間くらいは掛かります。
朝早く出たので午前中に下関駅に着き、ホテルをチェックインするまでの観光地巡りルートを検討しました。
この旅行のテーマは「ふぐ」ですので、ネットで調べながらウロウロが始まりました。
1位:北海道
2位:島根県
3位:石川県
4位:福岡県
5位:山口県
意外ですね。
山口県はてっきり1位だと思っていました。
唐津市場
唐戸市場は魚市場ですが、直売所ですので一般の人でも購入可能です。
中には多数の店舗が鮮魚を販売しています。
名物ふぐはもちろん、海鮮丼やふぐ汁などの加工品もあります。
後ろを振り返ると、早速妻が買い食いしています。
早くもふぐを食べ始めています。
まぁふぐは目的のひとつですので、見ないふりをしました。
さすがふぐの街、活気もあり楽しかったです。
ひこっとらんどマリンビーチ(西山海水浴場)
下関市彦島に「ひこっとらんどマリンビーチ」という海水浴場があるのを発見しました。
西山海水浴場を人口海水浴場にしたため、この名が付きました。
私の旅行は成り行きです。
これは行かねばと思い、無計画にふらふらっと立ち寄りました。
しかし残念ながら新型コロナウイルスの影響で閉鎖されています。
駐車場も海の家も砂浜にも誰もいません。
私が知っている関西の海水浴場だと、閉鎖していても中に入っている人がいそうな気がします。(私見です)
入れなかったのは残念ですが、マナーの良さに少しホッとしています。
火の山公園
眼下に関門海峡や壇ノ浦の古戦場があり、夜景が綺麗で1000万ドル級だと言われています。
明るい内に行ったので、夜景を拝む事はできませんでしたが、昼間の景色も絶景です。
下関と門司がこんなに近く感じますね。
火の山へのアクセスは3つのルートがあります。
ロープウェイ、徒歩、車です。
頂上にも駐車場がありますので、車で上がる事もできます。
遊歩道もあり、ハイキング気分でも行く事ができます。
ロープウェイは下が壇之浦駅、そして上が火の山駅です。
片道だけロープウェイを利用する事もできるのですが、今回は往復を選びました。
急激な坂をグングン登って行くと、下の景色が段々小さくなって行くのがわかります。
わずか3分間のストーリーです。
ロープウェイは1時間に3便、それぞれ00、20、40に同時に出発しますので、途中ですれ違います。
火の山に着くと、さらに展望台まで4~5分歩いて行く事ができます。
ここから今回宿泊するホテル【源平荘】はすぐ近くにあります。
ホテル源平荘
源平荘はふぐをたらふく食べさせてくれる、リーズナブルなホテルです。
駐車場ではタヌキの置物がお出迎えです。
部屋からは関門橋が見え、ゆったりと旅の疲れを癒してくれます。
これには条件があります。
レストルーム以外への持ち込みは禁止です。
部屋に持ち込んだり、食事の場所へ持ち込むのはNGです。
食事中にレストルームに行ってビールを飲み、すぐに戻って食事をするのはOKなのか?と考えるのは私くらいだと思います。
いくら何でもこんなに飲めませんよ。
もうひとつのルールは、24:30までとなっていますので、それ以降や朝はNGです。
風呂上がりに召し上がる人が多いようです。
早速お風呂に入って無料シリーズをいただく事にしました。
こじんまりとした浴場に露天風呂はありません。
昼間の風呂は格別で、関門橋を見る事ができました。
このお風呂に何度も入れば、何杯もビールが飲めるつもりになっていました。
風呂上がりのビール、しかも無料のビールは最高です。
少し部屋で休んで、いよいよ夕食です。
夕食のメインはもちろんふぐ料理です。
・ふぐ皮湯引き
・ふぐ刺し
・ふぐ寿司
・ふぐ煮こごり
・ふぐシューマイ
・サザエつぼ焼き
・ふぐちり鍋
・小ふぐの唐揚げ
・ふぐご飯
・赤出汁
・デザート
まさにふぐ三昧!
ふぐ刺しは大皿1枚が1人前です。
飽きを防ぐべく、味変ができるように地元のネギがついています。
ふぐの身に細めのネギを巻いて薬味と一緒に食べる事で、違う味でふぐを楽しむ事ができます。
それにしても、大皿1枚はかなり多いです。
妻の分が勢いよく減っているので覗いて見ると、な、な、なんと大人食いをしています。
道理で早く減っています。
その後、ふぐ皮湯引き、ふぐ煮こごり、ふぐシューマイ1個半、小ふぐの唐揚げ2尾を妻に上げました。
そう言えば妻は昼間の唐戸市場でもふぐの唐揚げを食べていたような…。
妻は唐戸市場でプチ情報を得ていました。
ふぐを唐揚粉で揚げるとナゲット、パン粉で揚げるとフライと呼んでいるようです。
源平荘のメニューには小ふぐの唐揚げとなっているので、ナゲットという事になります。
それにしても良く食べますねぇ。
夕食時にビール(有料)をいただきましたので、もう無料ビールは要りません。
部屋に戻っておとなしく寝るとします。
部屋からは丸い月と関門橋が見えています。
朝の目覚めもさわやかで、もうお腹も空いてきています。
妻もお腹が空いたと言い始めました。
では、朝食会場に行ってみましょう。
とてもシンプルで、かつさっぱりしていて、日本の朝食といった感じです。
真ん中はふぐのうに和えが乗っています。
朝から満腹で満足です。
朝食会場の暖簾には「幸せをありがとう」と書かれていますが、こっちが「幸せをありがとう」です。
本当にありがとうございます。
これだけのふぐ会席が付いて、18,000円くらい(時期により異なります))はとてもお得です!
源平荘はこちらから
後は特産品のお土産を買って帰るだけです。
特産品
源平荘でとても美味しかったふぐ刺しは外せないですね。
お取り寄せでも食べる事ができる、ふぐの刺身は必須です。
欲張りなあなたへ、ふぐ鍋と唐揚げのセットもあります。
今回はふぐ三昧の旅行でしたので、食べられなかった名物があります。
瓦そばも山口県を代表する名産品です。
こちらは私も取り寄せで我慢します。
お土産も旅行の楽しみのひとつですので侮る事はできません。
だからと言ってその場で食べるものばかりを狙う妻にはほとほと困り果てます。
いつの間に団子買ったの?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は1泊2日で下関を堪能しました。
ふぐはとても美味しく、色々な種類のふぐをいただきました。
普段大阪で過ごしていると、このようにふぐに巡り逢う事はありません。
同じ本格的で、しかも本場でいただく事ができて妻も満足しています。
しかしこれだけ贅沢にふぐを食べると、しばらくはもう無理です。
帰った日には「一生ふぐはいらない!」と思うほどでした。
人間の煩悩は恐ろしく、日が経つに連れてそんな気持ちが薄れていきます。
ふぐは淡白な食べものと言われるだけあって、すぐにまた食べたくなります。
これが長く人気を保つ秘訣なのでしょうね。
みなさんも飽きないふぐを食べに、下関に出掛けてみてはいかがですか?
それでは良い旅を!
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