みなさんこんにちは、シニア世代、旅行好きの「弘坊」です。
歳を重ねると、以前にできていたことができなくなっているのに気づくでしょう。
努力で回避できれば良いのですが、頑張っても無理な症状も数多くあると思います。
私が最初に衰えを感じたのは目でした。
ショボショボしたり、見えにくくなっていくのは、いくら努力してもどうしようもありません。
そこで、今を維持する事を考えて、サプリメントを使用しています。
目のサプリメントの記事も書いています。
このように、どうにもできないことの中に「尿漏れ」があります。
しかもこいつは厄介で、人に知られたくないランキング上位を独占しています。
カツラ、入れ歯と同様に、他人にバレずに過ごしたいのは当たり前のことだと思います。
紙オムツや尿漏れパットの必要性
まずは私の失敗談からお話します。
数年前の夏、伊豆方面に旅行に出た際、じわじわと催してきました。
旅行に出かけたときには、よくある事でした。
伊東市にある海の駅「伊東マリンタウン」へ向かっていた時のこと、マリンタウンへ入るために渋滞していて、ものすごく長い列をつくっていました。
この時点ではまだ余裕で、「中に入ればトイレがある」と安心していました。
しかし車は一向に進まず、駐車場に向かう車だけでなく横を通り抜ける車道も渋滞し始めました。
そろそろ限界に近づいてきましたが、心のどこかにいざという時はどうにかなると安易な気持ちが、私から緊迫感を奪っていっていました。
これ以上の我慢は無理だ！車から降りて長い渋滞の横の歩道を全力疾走すれば何とか間に合う！
そう思い、妻に運転を変わってもらい、動き始めました。
車を降りてからマリンタウンの入口までがメチャクチャ長く感じました。いや、実際に長かったはずです。
人混みをかき分け、ようやくマリンタウンのトイレ前まで来ました。
何とか持ちこたえた！とトイレを見た時、トイレ渋滞が起こっていました。
根性と気力でここまで来たのですが、とうとう力尽きてしまいました。
１滴漏れれば、あとは怒涛の如く溢れ出て、もう止めることはできません。
駐車場に出て、建物の陰から妻に電話をし、事の次第を話しました。
まもなく駐車場に入るところだったらしく、私は建物の陰で待つことにしました。
車が到着したので、慌てて車まで走り、ボトボトのズボンを着替えることができました。
私が粗相を片付けている間に、妻はマリンタウンを散策していました。
洗濯物を増やしてしまった私は、着替えが終わり、妻を探しに車を出ました。
伊東マリンタウンは、とても人気で、とてつもなく広く、人も多いので妻を簡単に見つけることはできませんでした。携帯で電話をすれば済むのですが、
何だか後ろめたい気持ちがあったので、館内をフラフラっと探していました。
目についたのは、伊豆高原ビールの店です。
テイクアウトもできるカフェレストランに、伊豆高原ビールの広告がありました。
今とても大量に放出したので、誘惑に負け、伊豆高原ビールは注文し、テラス席でグビグビと飲んでしまいました。
読者のみなさんの想像通り、その光景を妻に見られ、大衆の面前でこっぴどく叱られました。
妻の怒りの順位として、
１．妻が車の運転をしなければならない事
２．さっき漏らしばかりなのにもう飲んでいる事
３．妻が私を探しているのに私が妻を探さずに飲んでいる事
のようで、きちんと手順を踏んでビールを飲めばお咎めは無かったようです。
漏らしてしまうと、何だか悪いスパイラルに入っていくようです。
紙オムツとパット
この時以来ずっと、旅行のお供に紙オムツや尿漏れパットを持って行くようになりました。
夫婦で出掛ける時は、紙オムツで何の問題もありません。
しかし、年に１度の町内会の旅行や、気の合う友達同士で積み立てて行く旅行、旅行会社がプランするツアーに参加する場合などは、オムツではちょっと恥ずかしい場面があります。
その時は、尿取りパットを使用します。
でも、たとえ他人に見られても、特に問題があるわけではなく、決して恥ずかしい訳ではない！と思うようにしています。
杖をついているお年寄りを恥ずかしく思ったころはありませんからね。
年齢を重ねれば当たり前、そう思う気持ちはとても大事だと思います。
私の教訓は、事前に紙オムツや尿漏れパットを仕込むのはＯＫ、何も付けずに漏らした後でビールを飲むのはＮＧだと思っています。
勇気を出して、これらを旅行の必需品にして下さい。
まとめ
私たちシニア世代は、自分で言うのも何ですが、今まで仕事や家庭で頑張ってきて、ようやく少し贅沢をする時間が持てる、気持ちに余裕が出るといった立ち位置にいると思います。
もちろん、不況が続く中、経済的に満たされないとか、夫婦間の様々な問題、親子・親戚関係の問題など、抱えるものはあるのでしょうが、少なくとも若い時との質の差を感じるのではないでしょうか。
若い頃に出来たことが出来なくなってしまうのは当然です。
しかし、それらをカバーするものを使い、もう一度若い頃の気分になることはそんなに困難ではありません。
紙オムツ・尿取りパットをするしないのハードルは、あなた自身のハードルです。
決して超えられないハードルでは無いと思います。
それさえすれば、最近控えていた旅行も復活できます。
私に言わせれば、旅行に行かない方がもったいない気持ちになります。
さぁ、自分自身の扉を開きましょう！
コメント