旅をするには、1泊にせよ2拍にせよ、必ず荷物はありますよね。
それを入れるスーツケース。スーツケースは便利ですが、購入を考えている方、ちょっと待って下さい。
スーツケースはレンタルできる時代です。
買取とレンタル、それぞれの特徴を比較してみました。
購入をご検討されている方も、ぜひ一読してみてください。購入はそれからでも遅くありません。
買取後の保管場所
スーツケースの大きさは10Lから100L超まで様々な大きさがあります。
つまり小さいスーツケースでもスーツケース自体を収納するには約10Lくらい、大きいものだと100L以上必要になります。
これを買ってしまうと、旅行に行かない時はずっとこのスペースを確保しなければなりません。
私の場合、妻のものを含めて、大小3つもあります。
この保管場所について、結構困っています。
妻のスーツケースも私の部屋に保管している(させられている?)ので、他のモノを置くスペースが少なくなっています。
妻の部屋に1つでも置いてくれると助かるのですが…。
縦に積んでも横にしても、そこそこのスペースが必要になってしまいます。
邪魔になるので、車の中に放り込んでおこうかと考えもしましたが、車上荒らしに遭うと困るので、部屋に置いています。
スーツケースの中に普段読まない本を詰め込んで、空いた場所に収納しても、いざ使う時、とても大変です。
一旦、本を出し、旅行から帰ってきたらもう一度本を入れて収納する。面倒くさっ!
レンタルにすれば、収納で悩む必要はありません。
旅に出る前に借りて、終わったら中の荷物を出して返却する。部屋のスペースに影響を及ぼすことは一切ありません。
保管場所が確保しにくい方は断然レンタルがお得です。
写真はスーツケース3段と、2Lのペットボトル(左)、ティッシュ5箱(右)を並べたものです。
費用
スーツケースの価格は幅広いですが、スタンダードなもので約1~3万円、高価なものだと10万円以上のものもあります。
私のような給料があまり高くないサラリーマンですと、高価なものなど買えません。
また、廃棄するにも費用がかかる場合があります。
自治体によって異なりますが、有料で廃棄しなければならないところもありますので注意が必要です。
私が住んでいるエリア(大阪)ですと200円ですが、1,000円くらいのところもあるようです。
一方レンタル費用は、サイズやレンタル期間によって様々ですが、4,000円~6,000円程度です。
レンタルは長い期間借りる方が断然お得なので、今週も来週も出かける場合は、連続して14日間借りるという手もあります。
サイズ
スーツケースのサイズは、5サイズくらいあります。
大まかに分類すると次のようになります。
SS(~25L)S(26L~40L)M(41L~60L)L(61L~80L)LL(80L~)
一般的にはS、M、Lです。
旅行に合わせてサイズを選びたいところですが、全てのサイズをそろえるとかなりの高額になりますし、先ほど説明した保管場所が極端に必要になります。
レンタルですと、その時の滞在時間でサイズを選んで使用することができます。
日帰りバスツアーですとSSサイズで十分ですし、町内会の1泊旅行などはM~Lで対応できます。
つまり旅行に応じたサイズをチョイスできるのです。
「大は小を兼ねる」と息巻いて、Lサイズを買って日帰り旅行をした時は、かなり恥ずかしい思いをしました。
逆に、Sサイズしか所有していない時、そのスーツケースに入りきらないため、別のカバンを追加で持ち歩き本末転倒になりました。
我家にスーツケースが3つあるのは、このような経緯によるものです。
また、飛行機の機内に持ち込むには、サイズは容量ではなく寸法で取り扱われます。
寸法はそれぞれ、縦、横、幅の合計で決まります。
一般的に国際線では、縦横幅の合計が115cmとされています。また国内線も大型機は国際線と同様に115cm、中小型機だと100cmと言われていますが、航空会社や機体によって規定がありますのであくまでも参考値です。
毎回毎回同じサイズの旅行しか行かない人は、保管場所があるのであれば購入もアリかもしれません。
しかし、旅行のサイズが決まっている人は、ほとんどいないのではないでしょうか?
私はサラリーマンですので、ほとんどの旅行が1泊2日とサイズは決まっていますが、2泊以上の旅行もしますのでレンタルが便利だと思います。
流行
一度、スーツケースを買ってしまうと、もったいないのでずっと大切に使いたくなるのは当たり前ですね。
私もその一人です。
しかしいくら丁寧に使っていても、時間が経つにつれて、古めかしくなってしまいます。
私は決して「新しモノ好き」というわけではありませんが、スーツケースに限らず、時代に沿ったものが欲しいと思ったら欲望が膨らんでしまうタイプです。
大きなこだわりは無いのですが、古いものを使っていると、「アイツのスーツケース、昔のヤツだ」って思われていないか心配で心配で…。
レンタルですと常に新型が用意されています。
つまりいつレンタルしても、最新のスーツーケースで颯爽に振舞うことができるのです。
別にいい恰好するつもりではありません。
心の余裕みたいなものを持つことができる、それがレンタルの良いところでもあります。
まとめ
スーツケースを購入するのもレンタルするのも一長一短です。
保管場所があり、各サイズを買い揃える資金があり、流行りに対して買い替えができる人は購入もアリだと思います。
しかし、私のような一般庶民には、残念ながらそのような財力を備えておりませんので、レンタルに魅力を感じます。
場所を買う、流行を買う、という発想が無かったために、3つもスーツケースを買ってしまって後悔しています。
みなさんもこのような後悔をしないように、じっくりご検討下さい。
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