先日、久しぶりに徳島鳴門旅行に行きました。
私は大阪に住んでいますので、徳島は近過ぎていつもは通過するだけでした。
旅行の記事はこちらでご覧ください。
今回はすだちについて、書いてみようと思います。
徳島と言えばすだち！
徳島はすだちが特産物として有名ですが、これほどまでにすだちを使うとは思ってもみませんでした。
それもそのはず、徳島はすだちの収穫量が全国の９８％を占めています。
何にでも使うのは必然だったのです。
すだちはカボスと同じ香酸柑橘類で、名前の由来は食用酢として使われていたので、
酢の橘（すのたちばな）⇒ 酢橘（すたちばな）⇒ すだち となったようです。
一般呼称は【スダチ】とカタカナですが、この記事では【すだち】で統一します。
すだちが永年愛され続けているわけ
すだちにはエリオシトリンという成分が含まれており、このエリオシトリンはアレルギーや動脈硬化に良いようです。
そしてすだちにはカルシウムの吸収を促進する効果があります。
また、すだちの搾りかすは血糖値の上昇を抑える効果もあり、徳島大学研究チームが発表している。
すだちは万能！
徳島県においてすだちは万能調味料として愛されています。
鍋料理や焼き魚、お刺身、焼き松茸などは定番で当然です。
私が旅行先で見た、ちょっと変わった使い方は、
えぇー！？ 親子丼？ これにかけるの？
えぇー！？ コロッケ？ 大丈夫？
えぇー！？ 焼き鳥？ これはいけるかも？
えぇー！？ ラーメン？ 何のための徳島ラーメン？
えぇー！？ トースト？ ビショビショになるぅ～。
などがあります。
コロッケに果汁をかけているのを見た時は衝撃的でした。
と同時に、カレーコロッケでもやるのかなぁ？って疑問に思いました。
その他、皮をすりおろして薬味として使ったりもします。
徳島県ではすだちは万能でした。
すだちを使った変わり種商品
すだちが徳島で愛されていることは、良くわかりました。
しかしこれだけでは許してくれませんでした。
すだちを使った、普段見ないようなものがあちこちで売られていたので紹介します。
すだち入り七味
七味にすだちが入っています。
元々７つの薬味があるからすだちを入れると八味になるのでは？
味の方は、何の問題も無くすだち入りの七味でうまく調和してバッチリです。
すだちポテトチップ
ポテトチップスのすだち味です。
たまに食べるのはありですが、世の中のポテトチップスが全部この味だとちょっと…。
すだち醤油
すだちポン酢は良く見かけますが、すだち醤油は珍しいです。
普通の醤油よりまろやかで、すだちの風味が高級感を感じさせます。
すだち酢
これもよく見かけますが、今回の旅行中に一番気になったのがすだち酢です。
何にでも使えると知ってしまったので、買って帰りました。
通販ではこちらが最高でおすすめな一品です。
すだち酎
さわやかに酔える！そう思わせる焼酎です。
これはすだちが効いていて最高です。
普通の安い焼酎にすだち果汁を入れるのとどう違うのだろう？
私は正当なこのすだち酎を買いました。
すだちに関係ないけど紫蘇焼酎 鍛高譚
シソの風味が鼻に抜ける鍛高譚を思い出したので載せました。
昔、鍛高譚と森伊蔵は全国の酒屋でもなかなか手に入らず、抽選方式だったようです。
酒屋の依頼で、この２つのいずれかにエントリーするというバイトをやっていました。
落札できなくても一定量のバイト料、落札できればさらに金一封もらえました。
完全に運任せでしたけど…。
その鍛高譚も今ではスーパーで売っていますが、赤が出たのは知りませんでした。
ぜひ、赤鍛高譚もお試しください。
徳島すだちのまとめ
いかがでしたでしょうか？
すだちはマヨネーズ以上に守備範囲が広いかもしれませんね。
いちごのショートケーキにすだちはいけそうですが、いちごショートにマヨネーズは…。
マヨラーさん、ゴメンナサイ。
まだまだすだちの活用法はあるかもしれません。
私も買って帰ったすだち酢をきゅうりの漬物にかけて食べました。
この無限の可能性こそがすだちの魅力ではないでしょうか？
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